解決事例
VOICE
悪意の遺棄
VOICE 01
10年近く別居状態が続いた後、夫から離婚を申し入れられた事例
内容(状況・背景)
夫婦共に50代。夫の不倫により、夫が家を出て別居。10年近く別居状態が続いた後、夫からの離婚申し入れ。妻から離婚条件についての相談を受ける。
事務所の活動
10年近くの別居状況では、訴訟では離婚が認められる可能性が高いので、交渉で、財産分与、年金分割の取得を目指した。
結果
離婚給付として夫名義のマンションを妻に譲渡し、残ローンは夫が支払うことで合意。年金分割も0.5で認証を受けた。
VOICE 02
夫が突然失踪。5年も行方がわからないまま離婚訴訟を提起した事例
内容(状況・背景)
夫、妻とも50代。妻は再婚。婚姻期間約11年(内、別居期間5年)3年くらいの同棲を経て入籍。その3年後くらいから夫の外泊が多くなり、その後全く帰宅せず連絡が取れなくなった。夫は妻名義の消費者金融カードを使用し借金を重ねていた。行方の知れない夫と離婚したいと妻か相談を受ける。
婚姻期間約11年(内別居期間5年)
事務所の活動
夫が妻名義で借り入れた借金を払うことができず破産を申し立てた。夫の所在確認の調査をしたが、行方は判明せず、公示送達という手続きで離婚訴訟を提起した。
結果
免責決定も下り、離婚も成立。
VOICE 03
支配欲求が強く、精神的に妻を虐待、勝手に家を出て行った夫から妻に対し離婚を請求した事例
内容(状況・背景)
夫40代後半、自営業。妻30代後半、夫婦とも再婚。未成年者3名はすべて妻の連れ子。3人とも結婚と同時に養子縁組。婚姻期間5年半。夫と妻は再婚同士。子はすべて妻の連れ子。夫は極めて支配欲が強く、妻が専業主婦であることを求め、ママ友との交際も制限され、精神的な虐待を繰り返していた。夫が妻の了解もなく勝手に家を出て行き、転居先も教えないため、妻から相談を受ける。
事務所の活動
まずは婚姻費用の調停申立をし、生活費の確保に努めた。婚費調停を申し立てるとすぐに夫から離婚と子どもとの離縁の調停が申し立てられたので、その対応にあたった。子どもが3人いるので、婚姻費用、離婚給付の増額を目指した。
結果
婚姻費用は、離婚調停成立まで月27万円を確保。離婚と離縁は成立。離婚給付は500万円と高級時計160万円相当額で決着。受任から解決まで約8ヶ月
VOICE 04
妻が子どもを連れて出奔。その妻から離婚、婚姻費用を請求された事例
内容(状況・背景)
夫30代後半・公務員、妻20代後半・パート、未成年者1名。婚姻期間約3年半。夫からのDV、モラハラで妻がうつ病になったとうそをついて妻が子をつれて突然家出し、調停を申し立てられた。離婚理由に全く身に覚えのない夫は、どうしていいのかわからずに相談にきた。
事務所の活動
離婚理由に全く身に覚えのない夫は、妻に対し悪意の遺棄を主張。子どもがかわいくて、手放したくない夫は、円満の方向を希望したので、その意向に沿って話を進めたが、調停が進行していくうちに、妻のあまりにもの身勝手さに愛想がつき、離婚に同意。養育費を除き離婚給付を一切しない方向を目指した。
結果
慰謝料なし。財産分与なし。養育費成人まで月25,000円で決着
VOICE 05
離婚の成立後、元夫が失踪。行方不明の元夫を相手に財産分与をした事例
内容(状況・背景)
夫婦とも50代後半。婚姻期間約29年。未成年者なし。離婚の成立後、元夫が突然失踪。財産分与の合意はできていたが、元夫が行方しれずのため、手続きが頓挫。元夫名義の所有権を妻に移転したいという妻から相談。
事務所の活動
元夫に対し、所有権移転登記手続請求訴訟を提起。財産分与が成立していたことを称する証拠を丁寧に調査し、取得。財産分与の合意が成立していたことを証明した。
結果
財産分与を原因とする共有者持分所有権移転を判決で獲得。受任から解決まで約10ヶ月。