解決事例
VOICE
性格の不一致
VOICE 01
浪費、無断外泊、家事分担をしない妻に我慢できなくなり夫から離婚を申し立てた事例
内容(状況・背景)
夫婦とも30代。学生の頃からの交際で結婚。妻は専業主婦となるが、家事を一切せず、カードを使っては夫の月の収入を超える高額な買い物を繰り返し、無断外泊も繰り返す。夫は何度も是正を促したが聞き入れず、夫が我慢の限界に達し離婚の相談にきた。
事務所の活動
妻に対して離婚調停を申してるが、調査官の度重なる出頭要請にもかかわらず出頭せず。調停は不調に終わり、訴訟提起。訴状の送達ができず、現地調査を行うが居所が不明で公示送達申立をする。
結果
妻は訴訟にも一切出頭せず、夫の請求通りの判決で決着。
VOICE 02
自分で調停を申し立てたが不成立に終わり、離婚訴訟から受任した事案
内容(状況・背景)
夫40代後半、妻30代後半、未成年者2名。夫によるモラハラ、特に妻の実家に対し、絶縁を強要し、子ども達との交流も禁止され、夫と実家の板挟みになり、精神的に追い詰められた妻が相談にきた。
事務所の活動
婚姻費用の調停は成立していたため、離婚調停を受任。親権、養育費、財産分与、年金分割を獲得すべく訴訟活動を行う。
結果
親権は妻、養育費成人まで子一人あたり5万5000円、財産分与1300万円、年金分割0.5。
VOICE 03
性格の不一致により、熟年離婚した事例
内容(状況・背景)
国家公務員の夫60代前半、妻50代後半。夫の定年退職を機に妻に相談無く夫が故郷へ転居することを決めたことから、自己中心的な夫に対する長年の不満から妻が離婚を決意し相談。婚姻期間約35年
事務所の活動
離婚については概ね合意していたものの、夫が財産分与で合意に至らず、控訴審へ移行。少しでも多くの財産分与を取得することを目指した。
結果
約3年にわたる訴訟は和解で決着。財産分与800万円、年金分割0.5。
VOICE 04
一方的に、性格の不一致を理由に離婚を請求された事案
内容(状況・背景)
夫婦とも30代後半。未成年者2名。性格の不一致を理由に一方的に夫から離婚請求。経済的な理由から夫の家族と同居していたが離婚を求め続ける夫とその家族との同居に苦痛を感じるようになり別居。婚姻費用を夫が支払わないので妻が相談にきた。婚姻期間9年
事務所の活動
2名の未成年者の養育費を確保することを第一とし、交渉。また、夫の不倫の証拠等も存在したため、未払いの婚姻費用も含め、慰謝料の金額の増額を目指した。
結果
約7ヶ月で調停成立。未成年者の親権は妻。養育費22歳まで毎月ひとりあたり38,000円、入学一時金90万円、解決金として300万円、年金分割0.5。
VOICE 05
調停を経ず交渉のみで離婚した事例
内容(状況・背景)
夫40代後半、妻30代後半、未成年者1名。夫は再婚、前妻の間に一子あり。妻初婚。夫は公務員。妻の妊娠中、夫婦の些細な行き違いから、だんだん相手を攻撃するような会話に発展。無事出産を終えたが、今度は子育てでまた同じような繰り返しとなり、夫婦とも疲弊してしまい、別居後、妻が相談に来た。婚姻期間約5年
事務所の活動
夫宛に受任通知を出したところ、離婚には基本的に同意。離婚条件等の内容に絞られ話し合いを進めた。
結果
離婚給付に係る公正証書を作成。親権者は妻、離婚給付金として800万円、養育費は成人するまで月8万円で合意。受任から解決まで約6ヶ月。
VOICE 06
支配欲求が強く、精神的に妻を虐待する夫から妻に対し離婚を請求した事例
内容(状況・背景)
夫40代後半、自営業。妻30代後半、夫婦ともに再婚。未成年者3名はすべて妻の連れ子。結婚と同時に3人とも養子縁組。婚姻期間5年半。夫と妻は再婚同士。子はすべて妻の連れ子。夫は極めて支配欲が強く、妻が専業主婦であることを求め、ママ友との交際も制限され、精神的な虐待を繰り返していた。夫が妻の了解もなく勝手に家を出て行き、転居先も教えないため、妻から相談を受ける。
事務所の活動
まずは婚姻費用の調停申立をし、生活費の確保に努めた。婚費調停を申し立てるとすぐに夫から離婚と子どもとの離縁の調停が申し立てられたので、その対応にあたった。子どもが3人いるので、婚姻費用、離婚給付の増額を目指した。
結果
婚姻費用は、離婚調停成立まで月27万円を確保。離婚と離縁は成立。離婚給付は500万円と高級時計160万円相当額で決着。受任から解決まで約8ヶ月
VOICE 07
妻の両親に多額の連帯保証をさせた夫に対し、妻から離婚を申し入れた事例
内容(状況・背景)
夫婦とも60代。子らは独立。婚姻期間42年(内別居期間10年)。家庭を顧みず多額の借金繰り返し、その連帯保証を妻の両親にさせ、精神的な苦痛を強いられた妻が離婚を決意し相談にきた。
事務所の活動
すでに別居期間が10年もあったこと、妻も婚姻生活を継続する意思がないことから、交渉により解決を目指した。
結果
自宅はもともと妻の両親名義のものであったため、財産分与なし。年金分割0.5。
VOICE 08
妻が子どもを連れて出奔。その妻から離婚、婚姻費用を請求された事例
内容(状況・背景)
夫30代後半・公務員、妻20代後半・パート、未成年者1名。婚姻期間約3年半。夫からのDV、モラハラで妻がうつ病になったとうそをついて妻が子をつれて突然家出し、調停を申し立てられた。離婚理由に全く身に覚えのない夫は、どうしていいのかわからずに相談にきた。
事務所の活動
離婚理由に全く身に覚えのない夫は、妻に対し悪意の遺棄を主張。子どもがかわいくて、手放したくない夫は、円満の方向を希望したので、その意向に沿って話を進めたが、調停が進行していくうちに、妻のあまりにもの身勝手さに愛想がつき、離婚に同意。養育費を除き離婚給付を一切しない方向を目指した。
結果
慰謝料なし。財産分与なし。養育費成人まで月25,000円で決着。
VOICE 09
妻が突然夫に離婚を迫り、夫を家から追い出したのにもかかわらず復縁を望んできた事例
内容(状況・背景)
夫婦とも20代後半、夫はサラリーマン、妻は医療従事者。未成年者1名。
妻は激しい性格で、自分の思い通りにならないと夫に当たり散らしていた。夫は子育てで大変なのだろうと思い、家事全般を担い、妻を少しでも楽にさせようと努力していた。ある日夫が帰宅すると妻は不在で、離婚届と「離婚届を書いて出て行け」という置き手紙があり、夫から相談を受けた。
事務所の活動
夫は子どものことを考えると離婚に消極的であったが、妻との生活に疲れていたので、気持ちの整理をつけるため一定期間の別居を提案。子どものことを最優先に話し合いで進めたいという夫の意向に沿って交渉で決着を目ざす。夫の気持ちが決まり、離婚を承諾することを妻に伝えると、逆にしつこく復縁を迫ってきた。夫の離婚の意思は変わらないので、その旨を伝えると、妻が離婚調停を申し立ててきたため対応。
結果
離婚成立。養育費は成人まで月3万円。